平泳ぎにおけるシュノーケルの効能


swimsnorkel_flickr_chuckaNC
水泳用シュノーケル。最近 少しずつ、これを使ったトレーニングが増えています。

いろいろなメニューに使いますが、選手の頭を固定して 呼吸を気にせず、ボディポジションやタイミングの修正に使うのがポピュラーですね。

実は 生体力学と運動力学の中で、水泳のパフォーマンスは まだ完全には解明されていません。

去年 ポルトガルで、平泳ぎ(ブレスト)のシュノーケルありとなしを比べた研究が発表されました。



ポルトガル代表平泳ぎ選手 8人
25m(ハード)x2 : シュノーケルありx1  シュノーケル無しx1
水中と さらに上からもビデオで撮影し、ソフトで解析しました。

結果:
シュノーケルなしの方が速い (無し:1.2m/s、 あり:0.91m/s).
シュノーケルなしの方がストロークが長い(無し:1.47m/cycle、 あり:1.22m/cycle)
シュノーケルなしの方がストロークレート(ピッチ)が高い(無し:0.71回/s、あり:0.76回/s)
ストロークインデクス(速度 x ストローク長さ)を計算したら、シュノーケルを使うと効率が悪くなった。

この時に撮ったビデオで、選手のフォームも分析しました。
そのデータを見ると、シュノーケルを使ってない時の方が、足元以外の振幅(抵抗)が大きい事が判りました。
シュノーケルを使うと、使わない時より遅い平泳ぎになってしまいました。
確かに小人数での研究でしたから、もっと研究が必要かもしれませんが、うねりの大き過ぎる平泳ぎ選手は、シュノーケルを使うと矯正効果があるかもしれません。
ただ、平泳ぎ選手の全員にシュノーケルを使う必要はなさそうです。

追記ですが、クロールでは(自身の経験上)フォームの微調整には効果を感じています。

Photo Credit: “chucka_nc”. CC License.

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