ビートの新たな報告


SONY DSC

この5年位で、ビートジュースが(ほとんどみんなの)持久力を向上させる事がわかってきました。
ビートジュースに含まれる“硝酸塩”が有効成分で、筋肉の酸素摂取量の効率を上げる効果があるとの事。
実際のメカニズムも(完全には)まだ解明しきってはないようですが、だいたい三つの概念があるようです:

1. 血行をよくする
2. 神経伝達関係の効率をよくする
3. 筋肉自体が短縮する時のメカ二ズムに好影響

硝酸塩は筋肉自体が短縮する時のメカ二ズムにどんな影響?
今までのネズミを使った研究の結果から、筋肉とカルシウムの感受性に影響するようだと研究者が言ってます。
カルシウムは筋肉を動かすためのシグナルにとって大切なものです。
人によって差異はありますが、筋肉がカルシウムを取り扱う時に、筋肉のエネルギー(ATP)の30~50%を使ってますから、硝酸塩による影響が関わる事で、持久力に大きな影響が出る(効率が良くなる)ことも想像できます。

ビートジュースのパワーの源はこれ?  まだ完全に解明されたワケではないのですが、筋肉の動き自体に関わる可能性が高いようです。



今まではネズミでの研究でしたが、今月 人間を使った研究発表がありました。
19人(一般男性、、平均年齢:21)
7日間、ビートジュースかプラセボ(皆両方やりました)
ビートジュースは市販ビートジュース(一日105ml, 合計硝酸塩600mg)

7日間摂ったあとで、筋肉のテストをしました。
そのテストの内容は:
筋肉の短縮テスト(自発的/電気で筋肉を短縮させる の2通り)
結果を簡単に言うと、電気での筋肉短縮には効果が出ましたが、自発的な筋肉短縮には効果を認められず。

なぜ自発的な筋肉短縮に効果なかった?
電気で筋肉を操作する時の筋肉だけのメカニズムをテストしています。つまり無意識下での反応ですね。
参加者に「力いれて!」と言ったなら、脳、神経などを含めて もっともっと複雑なメカニズムのテストという事になります。
となると、自発的な筋肉短縮のテストの結果にはむらが出る可能性があります。つまり硝酸塩の効果があるかないかも不正確ということに、、、。

日常的に硝酸塩を
ビートジュース以外の硝酸塩の摂取を知るために、今回の研究の参加者がテストの期間中の食事の記録も取りました。
筋肉の力とビートジュース以外の硝酸塩のグラフ:

nitrate_muscle_2

普通に硝酸塩(緑葉っぱ系の野菜)をよく摂ってる人はビートジュースの効果が少なかった。
ビートジュースは「耐力に魔法のサプリメント」的な考え方ではなく、硝酸塩が多い食べ物を日常の食事に含めると良いという事でしょう。

Photo credits:
Makuahine Pa’i Ki’i”. CC License.
George Shuklin”. CC License.


この記事が役に立ったと思われたら、ぜひ「いいね!」や「シェア」をお願いいたします。 また、Twitterもやっております


follow us in feedly

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください