大事なテストや会議の時、頭スッキリな状態だったら どれだけ気持ちの良いことでしょうか。
以前にもお聞きになったことがあるかもしれませんが、身体を動かすことで認知能力が上がります。
では、そのテストや会議の前に、どのタイミングで どんな運動を どれくらいすればいい?
台湾からの研究では、どのぐらいの運動をすればいいのかが発表されました。
テスト方法
26人、サイクリング
5分アップ
中強度の(HRRの65%)を10分/20分/45分の3グループでテスト。
5分ダウン
運動が終わって5分後に認識力テスト。
認識力テストはストループ効果というテスト法でした。
このテストは画面に表示されてる単語の色を答えるテスト。
たとえば:
「赤」は赤色で表示されてる、もしくは「赤」は赤以外な色で表示されてる。
その違いを分析するには脳のいろんな部分を使わないといけない :認識力に大事なスキル。
結果:
白い四角:単語と単語の色がそろってる時
くろいまる:単語と単語の色がそろってない時
20分の運動をした時(アップとダウンを含めたら30分)に一番いい結果が出ました。
これを見ると45分(全部で55分)の場合は、運動してない(座って本を読んだ)コントロールグループより悪い結果。
結論:
30分位の中強度の運動をすると認識力が最適化するみたいですね。
それ以上だったら落ちるかもしれない。
でも、この研究は答えられない事もいろいろある。
たとえば、今回の研究の参加者は健康的な大学生でしたが、とくに運動している人ではありませんでした。
定期的に練習されてるサイクリスト(やランナー)だったら同じパターンがでる?
また、HRRに正常化してたけど、普段運動してない人がいきなり55分も運動させられたら 疲れもするでしょう。
ま、これは別の研究発表が出ることを楽しみにしておきましょう。
Photo credit: “Mario Manusco”. CC License.
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