柔軟性のある血管の利点


calfveins_flickr_JoshuaGanderson

有酸素運動は、心臓血管の健康 (血圧を下げたり、コレステロール(善玉悪玉)のバランスアップなど) に有効です。
実際に運動している人の心臓病のリスクは、運動している人は、していない人の1/2程度です。

血管の健康

最近の研究では、心臓自体の機能低下もですが、血管の動きに大きな影響があるようです。
血管の柔軟性(可撓性)と内皮機能(血管の収縮により、一度にどのくらいの血量を運べるか)

この問題に対して、最近の研究結果をまとめた論文が発表されました。
1.血管の機能が、心臓の機能維持と 不整脈の回避に とても大切。
2.血管機能を温存するためには、運動がとても効果的。

最大心拍数(心臓の機能)は、一生運動を続けたとしても、年齢とともに下がってきます。
ですが、血管の機能は、運動をする事で ほとんど維持できます。

これは、若い運動してない人と 中高年齢層(運動してるorしてない)の頸動脈の血管の柔軟(可撓性)データ:
arteries1

黒:男子、グレー:女子
Young Non-Ex:若い運動してない
Older Non-Ex:年上の運動してない
Older Ex:年上の運動してる人

このデータで興味深いのは、中高年齢層で運動してるorしていないのデータがある事です。
多くの被験者は、年齢とともに各種疾患を患ってしまう事が多い。
すると、年齢が原因なのか 疾患が原因なのか、はっきりしません。
その辺り、「年をとりながら運動を続けてる」グループからのデータがあるので 完璧です。



完全なアンチエイジングとまでは言えないにしても、“歳を取っても、運動してる人は運動していない人よりも、リスクを半分ぐらいに減らす事ができる” と言えるでしょう。

さらに これは、“若いころから運動を続けないと効果がない” ことではありません。(若い人には言わないほうがいいかもですが、、、笑)
まったく運動していない中高年齢層の人でも、12週間の速歩きだけで、血管の柔軟(可撓性)に大幅な向上がみられました。

では、どんな運動が効果的なのでしょうか?
arteries2

Resistance-Trained: レジスタンストレーニング(筋肉トレーニング)
Runners:ランナー
Swimmers:スイマー
Rowers:ローイング

筋トレのみ(有酸素運動なし)では、血管の柔軟(可撓性)には効果がなかった、むしろマイナスになっています。
面白いのは、ローイングされてる人(筋トレと有酸素トレが混ざってると考えられているスポーツ)には効果がある事。
こう見ると、いくつかの有酸素運動を取り入れると、レジスタンストレーニングのマイナス効果も気にしなくてもいいのでしょう。

血管の健康を保つにはほかに何かできる?

やはり食事の栄養バランスですね。
ビートジュース(これについて数ヶ月投稿してないですね)や緑葉系の野菜を摂る事で、一酸化窒素のレベルを上げれば、血管の拡張・縮める機能に効果があるとの研究発表もあります。

さぁ、食事に気をつけながら、日々の生活に 有酸素運動を取り入れてみましょう。

Photo credit: “Joshua Ganderson”. CC License.


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